Google Colab でタスク終了後に警告音を鳴らして通知しよう

セットアップ方法
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Google Colab 使っていますか? 超便利ですね。

AIの学習などをしたい時、GPUサーバが手元に無い場合、というか通常ないのですが、今まではAWSのGPU系インスタンスを立てていました。しかし、それだと何だかんだで環境セットアップなどに時間がかかって、どうやっても15分くらいは無駄にしていました。Google Colabが使えるようになってからは、無駄処理なく学習に入ることができるようになって、本当に便利になりました。

さて、便利なGoogle Colab ですが、私のように無料利用のGoogle寄生虫にとっては1点だけ大きな欠点があります。学習しっぱなしで放置しておくことが出来ない点です。学習が終了したあとセッションが切れてしまってせっかく学習させたはずのデータが消えてしまう、ということはよくありませんか? 私の場合、長い計算だと途中会議などで放置せざるをえないので、結局大部分が消えてしまって再度計算させるので、Googleさんに何度も何度も同じ計算で負担を掛け続けています。

Google Colab の終了ルール

大きく2つあるそうです。
12時間:新しいインスタンスを起動してから12時間経過すると学習中であっても終了する
90分:ノートブックのセッションが切れてから90分経過すると学習中であっても終了する

12時間超えそうな大き目のモデルなら、計算経過を途中保存するような処理をするか諦めて専用クラウドサーバを使いなさいという話です。しかし90分ルールは地味に困ります。

90分ルールのセッション切れを自動的に復活させるための方法はこのページにまとまっていましたのでご覧ください。簡単に言うと、セッション切れを防止して90分ルールを伸ばして12時間まで利用するため、ブラウザのアドオンなどを利用して自動的&定期的にページ更新をかければいいですよという話です。確かにね。

でも、今回ご紹介したいのは90分ルールのさらに内側の話で、Google Colab 上の特定のタスクが終了したら警告音を鳴らして欲しいという話です。
目覚まし時計のような形で使えると嬉しいですよね。

Google Colab でタスクの終了後に通知音を鳴らす

まず警告音のファイル名を Warning.mp3 とでも名付けてアップロードしておきます。

サンプルは「警告音 フリー mp3」などと検索すればいくらでも出てきます。いや別に警告音でなくとも、アカペラで歌った恥ずかしい歌声とかの方が周りに聞かれた時のショックが大きいと思いますので、Notice としての効果は高いと思います。

でPython のコード内で、終わったら警報音を鳴らしたい部分の下に以下の2行を入れてください。

import IPython
display(IPython.display.Audio("Warning.mp3", autoplay=True))

今日は以上です。

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